パートナーとの関係が良好だったはずなのに、気づけばセックスレス。この状態が続くと、「このままでいいのかな?」と不安に感じる人も多いです。さらに、相手が浮気をしているかもしれないと疑うようになると、どうすればいいのか悩んでしまいますよね。
セックスレスが必ずしも浮気につながるとは限りませんが、その背景にはさまざまな心理や関係性の問題が絡んできます。今回は、セックスレスと浮気の関係を深掘りし、対処法やパートナーシップを維持するための方法について考えていきたいと思います。
セックスレスの原因と浮気に走る心理
セックスレスの原因はさまざまですが、大きく分けると「身体的要因」「心理的要因」「関係性の変化」の3つが考えられます。
まず、身体的要因としては、ホルモンバランスの乱れや疲労、病気などが影響することがあります。たとえば、ストレスが多くなると性欲が減退し、セックスをする気になれなくなってしまうこともあります。
心理的要因としては、パートナーに対する不満や精神的な距離が関係してくることが多いです。仕事や育児に追われるうちに、お互いに「恋人」ではなく「家族」という意識が強まり、性的な関係を持つことに違和感を覚えてしまうこともあります。
関係性の変化によるセックスレスは、交際期間が長くなることで生じるマンネリや、価値観のズレが原因になりやすいです。特に、どちらか一方が「セックスは大切」と思っているのに、もう一方が「なくても問題ない」と考えていると、気持ちのすれ違いが起こりやすくなりますよね。
こうした状況が続くと、「自分は愛されていないのかな?」と不安になり、他の人に癒しを求めたくなることもあります。浮気をする人の心理には、「寂しさを埋めたい」「魅力を再確認したい」「刺激を求めたい」といったものがありますが、セックスレスの期間が長引くほど、そうした気持ちが強くなりやすいです。
では、もしセックスレスが原因でパートナーが浮気をしてしまった場合、どのように対応すればいいのでしょうか?
セックスレスが原因で浮気された場合の対処法
冷静に判断する
パートナーが浮気をしていたと知ったとき、ショックや怒り、悲しみなど、さまざまな感情が押し寄せてくるものです。特にセックスレスが背景にある場合、「自分にも原因があったのかな?」と自責の念に駆られてしまうこともありますよね。しかし、感情的になったままでは冷静に判断することが難しくなってしまいます。まずは落ち着いて、これからどうするか考えていくことが大切です。
自分の気持ちを整理する
浮気をされたときに最初にすべきことは、自分の気持ちを整理することです。許したいのか、別れを考えているのか、まだ結論が出せないのか、自分の本音を見つめてみるといいかもしれません。また、浮気の事実をどう受け止めるかも重要です。セックスレスが原因で相手が浮気に走った場合、「一時的なものだった」「関係を修復したい」と考える人もいれば、「裏切られた」と感じて関係を終わらせたいと思う人もいますよね。
パートナーと話し合う機会を持つ
浮気を責めるだけではなく、セックスレスについてもどう感じていたのか、二人の関係にどんな問題があったのか、お互いに率直な気持ちを伝えることが大切です。話し合いをすることで、これからの関係をどうしていくのか決めるヒントが見つかることもあります。
ただ、相手が浮気を正当化したり、セックスレスを言い訳にして開き直るような態度を取る場合は、関係を続けるかどうか慎重に考えたほうがいいかもしれません。浮気をしておきながら「仕方なかった」と言い放つような態度のままでは、たとえ関係を修復しても同じことを繰り返す可能性があるからです。
セックスレスが原因で浮気された場合、感情的な衝動で決断せず、自分の気持ちと相手の態度を見極めながら、これからどうするのかを考えていくことが大切です。
セックスレスが原因で離婚となる場合に知っておくべき知識
セックスレスが続くことで、夫婦関係が悪化し、最終的に離婚を考えるケースもありますよね。離婚を決意する前に、知っておくべきポイントを整理しておくことが大切です。
セックスレスは離婚理由として認められる?
日本の法律では、「夫婦の一方が、正当な理由なく長期間にわたって配偶者との性交渉を拒否し続けた場合、婚姻関係の破綻とみなされ、離婚が認められる可能性がある」とされています。ただし、単にセックスの回数が少ないだけではなく、それによって夫婦関係が破綻しているかどうかが重要になります。
また、セックスレスの期間がどれくらい続いているかも判断材料になります。具体的な期間の基準はありませんが、少なくとも数年間、夫婦間で肉体的な関係がない状態が続いている場合は、裁判で離婚が認められるケースもあります。
まずは夫婦間で話し合いの場を持つことも大切
離婚を考えたときに、いきなり弁護士に相談するのではなく、まずは夫婦間で話し合いの場を持つことも大切です。
離婚を回避したい場合、セックスレスになった原因をお互いに理解し、解決できる可能性があるかどうかを考える時間を持つことも必要ですね。
夫婦関係を続けるのが難しい場合
一方で、「もう関係を続けるのは難しい」と判断した場合、離婚に向けて準備を進めることも考えなくてはいけません。特に、財産分与や子どもの親権、慰謝料など、離婚後の生活に関わる重要なポイントについても、しっかりと知識を持っておくことが大切です。
離婚は人生における大きな決断になります。後悔しないためにも、冷静に考えながら、自分にとって最善の選択が何かを見極めていきたいですね。
セックスレスで浮気された場合の慰謝料請求は可能?
セックスレスが原因でパートナーが浮気をした場合、慰謝料を請求できるのか気になる人も多いかもしれません。浮気が発覚したとき、感情的に揺さぶられるのは当然のことですが、法的にどのような対応ができるのかを知っておくことが大切です。
「不貞行為」の証明する必要
まず、浮気による慰謝料請求が認められるためには、「不貞行為」があったと証明する必要があります。不貞行為とは、配偶者以外の相手と自由な意思で肉体関係を持つことを指します。単なる食事や親密なやり取りだけでは慰謝料請求の対象にならないため、証拠を確保することが重要になります。
「セックスレス」による慰謝料請求への影響
セックスレスが慰謝料請求にどのような影響を与えるのかについて考えてみましょう。長期間のセックスレスが続いていた場合、浮気をした側が「夫婦関係がすでに破綻していた」と主張するケースもあります。この主張が認められると、慰謝料の請求が難しくなる可能性があるため、夫婦関係が完全に破綻していたわけではないことを示す必要があります。
慰謝料の相場はどのぐらい?
慰謝料の相場についても知っておくと、実際に請求するときに役立ちます。一般的に、不貞行為による慰謝料は数十万円から300万円程度とされており、状況によって変動します。証拠がしっかり揃っている場合や、浮気が長期間続いていた場合は、より高額な慰謝料が認められることもあります。
もし慰謝料を請求したい場合は、証拠を集めたうえで弁護士に相談するのがよいでしょう。感情的に動いてしまうと、適切な判断ができなくなることもあるため、冷静に状況を整理することが大切になります。
セックスレスでも浮気されないパートナーシップの築き方
セックスレスの状態が続くと、どうしてもパートナーとの距離が広がっているように感じてしまうことがあります。そうした不安が積み重なると、相手が浮気に走るのではないかと疑ってしまったり、自分に自信をなくしてしまったりすることもありますよね。浮気を防ぐためには、セックスの有無だけでなく、お互いの関係性そのものを見つめ直していくことが大切になってきます。
コミュニケーションの質を高める
セックスレスになると、パートナーと深い話をする機会が減ってしまうことも多いですが、感情や考えを共有することができれば、心理的な距離を縮めることにつながります。特に、「最近どう思ってる?」「何か気になることはある?」といった、気持ちを確認し合うような会話が増えると、安心感を持ちやすくなります。
お互いのスキンシップのバランスを見直す
セックスレスだからといって、すべての触れ合いがなくなってしまうと、心のつながりが希薄になりがちです。手をつなぐ、ハグをする、軽いスキンシップをとるだけでも、「相手に愛されている」という実感につながることがあります。
二人で楽しい時間を過ごすようにする
日常の忙しさに追われていると、どうしても義務的な会話ばかりになってしまいますが、一緒に新しいことに挑戦したり、旅行を計画したりすることで、お互いに対する新鮮な気持ちを取り戻せることがあります。特に、「セックスをしなければいけない」とプレッシャーを感じるのではなく、「一緒に楽しく過ごしたい」と思える時間を増やしていくことが、関係を良好に保つためのポイントになります。
セックスレスだからといって、必ずしも浮気につながるわけではありません。大切なのは、お互いの気持ちをしっかりと伝え合いながら、関係性を深めていくことなのかもしれません。
まとめ
セックスレスによる浮気・不倫は様々なケースがあり、その原因や対処法がことなります。関係を改善したい場合もあれば、関係回復が出来ない場合も。浮気の根本の原因の多くは、パートナーとのコミュニケーション不足によるものも多いようで、まずは自分から出来る事を探し、関係改善を試みる事をおすすめます。
すでに「離婚するしかない」と考えている方は、専門家や相談できる窓口へ話を聞いてもらうことをおすすめします。